大阪弁護士会のホームページに当職の記事が掲載されました「【事業承継】会社創業者である父が亡くなり、弟から社長の座を譲るよう言われています。どうすれば・・・」
大阪弁護士会のホームページに当職が執筆した事業承継の記事が掲載されました。
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【事業承継】会社創業者である父が亡くなり、弟から社長の座を譲るよう言われています。どうすれば・・・
私は、従業員20名の卸売業を営んでいる者です(社長、65歳)。
当社は父が創業した会社で、株は父が60%、私が40%保有しておりましたが、父は残りの株を私に譲らないまま、昨年急死しました。私自身は、20歳から当社で45年間働いており、10年前から社長をしています。3年前に、当時無職だった弟を社員として働かせています。
ところが父が亡くなった後、弟が高齢の母親を抱き込んで、自分が後継者である、といって、社長の交代を要求してきています。弟の要求を呑まねばならないのでしょうか。
ちなみに亡くなった父の法定相続人は、母と私と弟の3名で、遺言書はありません。
ご質問にお答えするには、まず、相続の対象となった株式の法律上、裁判例上の取り扱いについて、知っていただく必要があります。順に回答させていただきます。
(続きはこちら) https://soudan.osakaben.or.jp/?p=1306