こやまゆかり先生の人気漫画「やんごとなき一族」に、こんな場面があります。主人公一族の長男・明人さんが、自分の株券(父親に預けていたもの)を金庫から持ち出し、銀行に質権設定して融資を受ける。ところが返済が滞り、銀行はその株 […]
第1 はじめに 中小企業や同族会社(以下「閉鎖会社」といいます。)では、株主が死亡したり、経営陣との関係が悪化したりした場合に、少数株主が保有する株式の処分を契機に、大きな紛争に発展することがあります。 定款で株式の譲渡 […]
1.非上場株式の買取業者の台頭 非上場株式が、敵対する少数株主によって、非上場株式の買取業者に売却・譲渡されて、買取業者から株式譲渡承認請求(取得承認請求)等をされ、その結果、会社が譲渡された株式を指定買取人や自社株等に […]
1.相続人等に対する株式売渡請求の弱点 平成18年の会社法制定に伴い、株式会社や特例有限会社は、定款に定めることにより、相続人等に株式が移転する際に、当該相続人等に対して売渡請求をできるようになった。 もっとも、売渡請求 […]
問い:取締役の解任のために、株主が株主総会を開催することはできますか? 当社は、2010年創業のホームページ制作会社で、大阪を含む近畿圏で商いをしています。発行済み株式総数20万株(1株500円)、株主20名、取締役3名 […]
会社の内部紛争(経営紛争)においては、会社の株式の保有数(保有割合)が非常に重要な意義を有しております。会社法上、会社は基本的には株主の所有であり、重要な意思決定のほとんどは、過半数の株式を保有する株主によって決められる […]
1.株主総会における委任状の会社法上の位置付けとその実質的意義 (1) 会社法310条1項本文は、「株主は、代理人によってその議決権を行使することができる。この場合においては、当該株主又は代理人は、代理権を証明する書面を […]
株式会社は、株主が会社を所有しています。そのため、合併や株式の発行などの会社の重要事項については、株主総会を開催したうえで、株主の決議によって決定されます(会社法295条、309条)。 ところが、この株主総会が「無効」ま […]
会社法の109条1項に、「株式会社は、株主を、その有する株式の内容及び数に応じて、平等に取り扱わなければならない」という「株主平等原則」の規定があります。平成17年改正前商法においても株主平等原則は認められていましたが、 […]
会社法の120条1項に、「株式会社は、何人に対しても、株主の権利の行使に関し、財産上の利益の供与(当該株式会社又はその子会社の計算においてするものに限る)をしてはならない」という「株主の権利行使に関する利益供与の禁止」の […]