内部紛争案件の分類と法律相談事例について(一問一答式)後編
「現経営陣(同数)対株主(同数)」というのは有り得るのですか。
私自身が法的なアドバイスをする際は、株式保有数(割合)が同数となるような対応はしないように強く助言させていただきます。但し、現実には、株式保有数(割合)が同数である場合の相談・案件も決して少なくはありません。
「現経営陣(同数)対株主(同数)」の場合の更なる内訳を教えてください。
- 1.株主総会問題(総会運営含む)
- 2.株主権問題(買取・売却・帰属紛争等)
- 3.役員報酬問題
- 4.役員責任問題(利益相反取引・競業避止義務等)
- 5.会社解散問題
色々な相談・案件がありますが、上記5つの相談・案件が比較的多いです。